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2023

#150 それでも(吉田圭汰/4年)

サッカーって辛いことの方が多い。
嬉しいのは一瞬で、しかも、その瞬間が訪れることすらわからない。

上手くいくプレーより上手くいかないプレーの方が多い。プレーしてる時間より怪我でリハビリしてる時間の方が多い。勝った試合より、負けた試合の方が多い。

そんなサッカー人生でした。
「それでも」自分はサッカーをし続けました。

正直、大学でサッカーを続けていて良かったな、蹴球部に入部していい思いなんて一つもしてきてなかったです。だけど、最後の一年、ラストシーズンで最高の経験ができました。
四年目にして初めての1グラでの公式戦、ゴール、アシスト、勝利。そしてリーグ戦優勝。
全てが新鮮でした。

リーグ戦最終節
vs平成国際大学
勝たなければ優勝を逃す試合。
この試合はまるで自分のサッカー人生のような試合でした。

残り15分1-3、PK獲得の大チャンスを自分が外し、更に追い込まれた状況からのまさかの大逆転勝利。どんなに追い込まれても「それでも」と闘い続けました。そして仲間にも助けられました。
試合終了のホイッスルの瞬間号泣しました。
本当は逆転ゴールの瞬間から泣いてました。
サッカー人生で初めて嬉し涙を流しました。
勝ちロコの後、みんなが飛び込んできてくれた瞬間は最高でした。みんなありがとう。

試合もサッカー人生も最後の最後まで何が起こるかわからない。負けてる状況、逆境でも、「それでも」とやり続けるからこそたどり着けるものがあるんだなと感じました。これだからサッカーは辞められないですね。

サッカー辞めなくてよかったなと心から思います。ラストシーズンこんな思いができると思ってなかったです。そして、ありがたいことにラストシーズンの闘いは、もう少し続きます。

アイリーグ1部昇格という最高な形でサッカー人生を締めくくります。試合もサッカー人生もまだまだ大逆転勝利していきます。



筑波大学蹴球部

体育専門学群 4年

吉田圭汰


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