Blog

ブログ更新情報


2020

#89 渡邊陽 (生地慶充/4年)



こんばんは。

筑波大学体育専門学群4年の生地慶充です。




日頃より筑波大学蹴球部を応援して下さっている方々、支えて下さっている方々本当にありがとうございます。

ここでは言いきれませんが、沢山の方々の支えや応援があり、自分達は不自由なく充実した活動できています。

心より感謝申し上げます。




今回部員ブログを書く上で、これまでずっと支え続けてくれた両親について書く機会はこれから先なかなかないことだと思ったので書かせていただきたいと思います。

面白い文でも感動する文でもないですが、渡邊くんだけは責任を持って読んで欲しいと思います。



自分の両親は、体育専門学群ではないですがどちらとも筑波大学を卒業していて言わば大学の先輩でもあります。

少なからず両親の影響もあり、筑波に行きたいと思いました。




そんな両親ですが、今までのサッカー人生16年間の中で、自分が出る試合は必ず見に来てくれ、来る時は必ずビデオを撮ってくれていました。

筑波のチームメイトの中でも毎試合見に来てくれる親はいると思いますが、毎試合ビデオまで撮っている親はなかなかいないと思います。




小学生の頃には、サッカーが終わり家に帰ると、父が撮ったビデオを見ながら「しょぼっ。」とボヤいており、泣きそうになっていたのを今でも覚えています。

中学生になってからは、チームもサッカーのレベルも上がったからか何も言われなくなって逆に少し寂しかったことも覚えています。




自分の試合では、必ずビデオを撮っていた両親ですが、蹴球部では毎試合ビデオを撮るのでその映像を渡せば、ビデオをわざわざ撮らなくても見ることができます。

ただ両親は、自分がそう言っても変わらずにビデオを撮り続けていました。




そういった部分が、自分が筑波で変わり者と言われる所以なのかもしれません。

間違いなくそういった部分ではないです。

お父さんお母さん巻き込んじゃってゴメン。


ビデオを撮り続けていた本当の理由は分かりませんが、部で撮っている全体が見える引きの映像より、自分のプレーがよく見えるように両親が撮って、見てくれていたのかなと思います。




そういった意味では、今年はコロナウイルスの影響で保護者が観に来れる試合も少なく、例年であれば公式戦でなくても練習試合に来てくれていたのですが、それも今年はできなかったので、直接試合を見てくれる機会はほとんどなかったと思います。

また、まだ今シーズンは終わっていませんが、大学では自分の力不足で公式戦で戦っている姿をなかなか見せることができませんでした。




自分はプロサッカー選手を目指して4年間やってきたので、両親のためにサッカーをしていたわけではありませんが、ずっと応援してくれていたからこそ結果を出したりや試合をしている姿を見せたりして少しでも恩返しをしたかった気持ちはありました。


ただ、試合にあまり出れない状況でも、食事の面で支えてくれたり、4年になってなかなか進路が決まらない状況でも相談に乗ってくれたり、いつでも自分のことを考えて行動や助言をしてくれた両親には頭が上がりません。


来年からは社会に出て、自分で生きていかなくてはいけないので、自分で考えて目標を達成できるような自立した人間になり、これまで支えてくれた分も恩返しできるように頑張っていこうと思います。



どんな時も支えてくれて本当にありがとう。そしてこれからもよろしくお願いします。

今シーズンはまだ試合が残っているので、試合に向けて最善の準備をして結果を出せるように取り組みます。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後とも筑波大学蹴球部と共に成長していきましょう。








筑波大学蹴球部
体育専門学群4年
生地慶充




コメント
名前

内容


上野二三一
2021-01-19 14:49:57

生地くん、次のステージは自分の仕事場、人生をかけて頑張って下さい。成功を祈る。