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2020

#86 サッカーから教わったこと (中根雅也/4年)



今シーズン筑波大学蹴球部TSCチームでキャプテンをしていました中根雅也です。

まずは、こういった状況の中でサッカーができたことに本当に感謝しています。

関係者の皆様本当にありがとうございました。



 私は小学校からずっと茨城県で育ち、人生を振り返ってもそのほとんどがサッカーでした。

そんなサッカー人がサッカーから教わったことについて、私のことを知っている人でも、知らない人でも、すべてのサッカー人に向けて書こうと思います。





サッカーから学んだことはプレーについてだけではないです。

人生そのものです。

サッカーと人生は似ていると思います。

ボールを持っている時、その人は王様です。

運んだって、パスしたって何したっていい。

サッカーは自由なのです。(もちろんルールはありますが笑)

人生も一緒です。





サッカーも人生も選択の連続ですし、その選択が間違っているかなんて笛が鳴るまでわからない。

よくサッカーのコーチがこう言いますよね。

「ボールが来る前に次のプレーをイメージしよう。そのために首振って周りを見よう。」

判断して、選択するためには見えなければなりません。

何が。

人が。場所が(スペース)。目的が(ゴール)。

物理的に見えているだけでなく、とにかく見えるものを増やす。

人生も一緒です。




じゃあそのプレー1つの選択で、良い選択肢を選べなかったら失敗でしょうか。

いいえ。

「いま縦パス出せただろ。」もちろん出せたかもしれませんが、いいんですよ。次できれば。


そのプレーの選択が間違っていてボールが奪われたら。それは判断ミスです。

「そこでボール持ったらダメだろ。」コーチが言います。

でも構いません。

切り替えてボールを取り返すだけです。

全力で取り返す。

そしたらまたマイボールです。


また、考えだけではありません。

ボールを奪い返す時、サッカーでは“球際”なんて言いますが、気持ちも大切です。

正しい選択かどうかなんて選択したときにはわからないです。

それはゴールが決まった時にわかるのです。

ただ、プレーするときはその選択を正しい選択にしてやろうという気持ちが大切だと思います。

人生も一緒です。





時には失点もします。

とても落ち込みますが、そこで試合終了にしてはいけないのです。

やることは切り替えて点を取りに行くこと。

これだけです。


ゴールまでたどり着くためには、決して1人では行けません。

サッカーも人生もチームです。

仲間と繋がることが大切です。

その分選択肢が広がります。

仲間の選択肢になってあげることも大切です。





そして何より1番大切なことは、サッカーを楽しむこと。

人生を楽しむこと。

そして、活躍すること。


活躍するために人一倍ボールと向き合って練習すればいい。

仲間にパス出して終わりにしない。

プレーを連続する。

自分が何回もボールを受けて最後ゴールを決める。

ボールを触るために何回も動き直せばいい。

ボールを奪いに行けばいい。

勝手に試合終了にしないでください。

1人1人、全員がうまくいくようにやればいいのです。

うまくいくタイミングは人それぞれ違っていい。

自分に期待してプレーし続けることが大切です。

全員がうまくいっていれば試合に負けることなんてないでしょう。





最後に、謙虚さと感謝を忘れてはいけません。

相手がいること、サポーターがいること、仲間がいること、サッカーできる環境があること。

それがなければ活躍などできないでしょう。




私自身、いくつになってもサッカーを、人生を楽しんで活躍できる人間でありたい。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後とも筑波大学蹴球部の応援を宜しくお願い致します。






筑波大学蹴球部

体育専門学群4年 

中根 雅也




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