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2020

#70 応援 (野池和気/4年)

日頃より筑波大学蹴球部へのご支援・ご声援、ありがとうございます。


こんにちは、筑波大学蹴球部4年の野池和気と申します。


今回部員ブログを書くにあたって、過去のブログを少し読み返してみました。どれもとても面白く、レベルの高い読み応えのあるものばかりです。

そのブログに自分なんかが書いたものが出ても大丈夫なのか、果たして面白いのか、などと考え、部員ブログ担当者からの執筆依頼を先延ばしにしてきましたが、引退まで残り2試合ということで、4年間で感じた蹴球部の好きなところについて書かせていただきます。


拙く長い文章にはなりますが、お付き合いいただければ幸いです。



筑波大学蹴球部に入ってすごいと感じてきたことがあります。それは「応援の力」です。 

応援といってもその形は様々ですが、今回は蹴球部を応援してくださっている方々と部内(つまり部員同士ですね)に分けてお話ししようと思います。


まずは、蹴球部を応援してくださっている方々についてです。


個人的な話になりますが、小学校から高校まで全国大会に出られるような強豪校でプレーしていたわけではなく、少し強いかなくらいの普通のレベルでプレーしてきました。


ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、蹴球部には毎年推薦で入学する部員がいます。その選手たちにとっては応援してくれる人がいるというのは当たり前の環境かもしれませんが、蹴球部員の多くはそのような環境でプレーしてきていないと思いますし、自分もその一人です。


大変ありがたく、嬉しいことに筑波大学蹴球部には応援してくださる方が多くいます。


蹴球部の試合に応援に来てくださる方がいる、スポンサー企業についていただける、カテゴリー関係なく写真を撮ってくださる方がいるなど。こんな恵まれた環境にいなかった自分からすれば、平凡な言い方ではありますが、素晴らしい環境だと感じています。


TOPチームの試合だけでなく、Iリーグ、社会人リーグの試合にも応援に来てくださる方がいます。

Iリーグや社会人リーグは、TOPチームのようなレベルの高い試合ではないかもしれませんが、それぞれのカテゴリーが筑波大学蹴球部の誇り「桐の葉」を背負って全力で戦っており、心動かされるような試合をしています。今シーズンは新型コロナウイルスの影響で筑波での試合はありませんでしたが、部員の熱い応援の中で行う1Gでの試合は見に来ていただくだけの価値があると思います。

来シーズンにはなりますが、是非1Gまで足を運んでいただき蹴球部を応援していただければと思います。


次に、部内(部員同士)についてです。


個人的に蹴球部の応援が好きなのですが、その理由の一つとして、TOPチームからCチームまでカテゴリー、学年関係なく全力で応援しあっていることがあります。

同じ部員だから当たり前と思われるかもしれませんが、その当たり前を大きな熱量をもってできることが蹴球部の素晴らしいところだと思います。


先ほども述べましたが、部員の応援がある中でする1Gの試合は素晴らしいものがあり、個人的に大好きです。そのような部員がほとんどだと思います。

入場時のいつもの応援歌、個人チャント、得点した時の応援席から飛び出してきた部員とのあのごちゃごちゃした感じ、勝利した時の勝ちロコ、すべてが素晴らしいです。




今シーズンはそれらが一つもできなかった。あの景色を見ることなく引退というのは本当に悲しいし、寂しいです。


さらに、TOPチームを、声を出して応援できないことが個人的に非常に残念です。苦しい時にテレビの前で見ることしかできない、拍手でしか盛り上げられない。今の状況を考えれば仕方のないことではありますが、残念でなりません。


それでも企画局や応援係ができることを考え、バスの見送りであったり、メッセージ動画の作成などをしてきました。このようなことができるのも蹴球部の素晴らしいところだと感じています。



これまで長々と書いてきましたが、こんな素晴らしい環境でプレーできているからこそ、自分たちは結果でお返ししなければいけません。カテゴリーの違う自分が言うのもおかしいかもしれませんが、今シーズンの筑波大学蹴球部はここまで決していい成績を残せているとは言えません。

しかし、最後まで部員一同「一心」で戦いますので最後まで変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。


個人としても、学生サッカー最後の2試合、小学校から大学まで一緒にサッカーをしてくれた人みんな、指導してくださった方々、家族含め、これまで自分のサッカー人生に関わり支えてくださったすべての人に感謝の気持ちをもって戦いたいと思います。


拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


今後とも筑波大学蹴球部への変わらぬご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。


筑波大学蹴球部4年

理工学群工学システム学類

野池和気




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