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2020

#67 これからもっと生きようと思う (井実玄成/4年)

今回このような機会をいただけて、光栄に思います。

ありがとうございます。


正直、稚拙すぎて読む気もなくなるかもしれません。

内容もごちゃごちゃですが、最後まで読んでくださった方がいて

その方にとって、少しでも力になる文章であれば幸いです。


はじめまして。

蹴球部4年、井実玄成です。


イジツ ヒロナリ


と読みます。


初対面で正確に読まれたことは一度もありません。


自己紹介が長くなるのも申し訳ないので、本題に入っていきます。

長いですが、読んでいただけると嬉しいです。




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「君たちは日々『命』を削って生きている」


高校3年の離任式、僕の最も尊敬する先生が放った言葉です。

この言葉は、要は「時間を無駄にしてはいけない」ということですが、

よく言われる「時間は平等に与えられている」との違いは

時間とは「平等に与えられている」ものか、「平等に奪われている」ものか

という表現の違いです。


自分は後者がとてもしっくりきたみたいです。



高校1年のとき、家からテレビとWifiを排除しました。サッカーと勉強に集中するためです。


・朝6時起床

・6時40分の電車に乗り登校

(ど田舎だったため、この時間しか電車がなかった)

・8時40分から授業

・16時30から平均3時間にも及ぶ部活

・20時に帰宅してご飯

・21時から勉強し、23時に就寝


この生活を3年間繰り返していました。

なんの自慢にもなりません。高校生なら皆そうだと思います。


この生活の中で上の言葉を聞いた時、「俺は生きている」そう思いました。

正直辛かったし、何度も辞めたくなった、、、。


でも、何か荒削りでもいいから「生きている」って感覚がありました。


大学生。


高校生とは比べものにならないほどの自由な時間が与えられ、

部活もたった半分の1時間半。


正直、甘えてしまいました。

度重なる寝坊や遅刻、サッカーへの情熱が低くなり、家でもゲームや漫画ばかり。

メンバーにも入れなくて、監督やチームメイトへの不満を垂れ流す毎日。


3年の時は、一度蹴球部から離れる時期もありました。

決して、蹴球が嫌な組織で居たくなくなったとかじゃないです。

自分が悪いのです。


その時は、サッカーよりも就活の方に気持ちがシフトし、

「もう、蹴球部辞めてもいいかな?」そう思っていました。


でもその時、心のどこかで感じていたのは、

「俺って今、死んでるな」って感覚。


何か熱い努力や、情熱がない。

今この瞬間も、命は削れてるのに。

全てが「中途半端」でした。



それでも、毎週末に行われるリーグ戦で

筑波大学として試合に出てサッカーしてる選手を見て、

「この人たち、ほんとに生きてるな〜」という感覚がありました。

生きてる人って、こんなにかっこいい。


社会に出たら、またこの感覚を味わえるだろうか?

毎週のように、この生命力を感じて自分も生きれるだろうか?

そんな思いを抱えながら、生活していました。


もっとこの4年間で生き生きすればよかった。

サッカー以外のことは考えなくていい、サッカーだけに自分の全生命力を注いでおけば、、、。

なんでそれができなかったんだろう。

そんな後悔が頭に充満しています。


これが、この4年間で感じたことです。

はっきり言って、「もったいない」の極みです。

笑いしか出ません。「4年間、何やってたの俺?」

4年間死んでたんだなって思います。


後輩には今をとにかく全力で生きてほしい。

4年になってこのような感情になる辛さがどれほどのものか、

後輩には絶対感じてほしくないものです。


もしこれを読んでくださった方で、同じ悩みを抱えている方がいらっしゃれば、

命削って今この時間を過ごしているという思いで、絶対に無駄にしないでほしい。


僕もこれを書きながら決意を固めました。

もう決して、無駄に削ることはしません。


この4年間で無駄にした命は多かったから、

その後悔を今すごく感じているから、

皆にはその気持ちを感じてほしくないのです。


これを読んで、「こいつやばいな、大丈夫か?」って思う方もいるかもしれませんが、

正直、自分の中では「これからは後悔しないようにやってやろう!」というプラスの気持ちが大きくて、とてもワクワクしています。


これを読んでくださった方、どなたでもいいです。

最近「生きてないな」と思ったらこの文章を見て、また頑張ろうと思っていただければ幸いです。


その時、僕もきっと荒削りで生きています。笑

共に頑張りましょう!


でも、息抜きは忘れずに、、、。笑



ちょっと関係ないかもですが、

最後に自分の好きになった言葉を紹介して締めようと思います。笑


〜努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る〜

                         井上靖

これから希望を語れる生き生きした人間に。


以上。ありがとうございました。




筑波大学蹴球部

体育専門学群4年

井実玄成




コメント
名前

内容


部外者
2020-12-14 08:30:34

勝手に読ませていただきましたが素敵なブログに励まされました。ありがとうございました。