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2018

#14 覚悟(長澤皓祐/3年)

みなさん、こんにちは。

 

今シーズンの筑波大学蹴球部副主将を務めさせて頂きます、長澤皓祐です。

 

少し長いので読んでいて心が折れそうになるかもしれないですが、

ぜひ最後まで読んで頂けたらと思います。

 

 

きっと私のことを知っている人は

なぜおまえが副主将なんてやっているんだ?

と思っている人が多いはずです。

 

私自身も2,3年前の私が今の状況を知ったらきっと驚くことでしょう。

それもそのはず、私は大学に入ってからだいぶやんちゃをしてきました。

練習中に仲間を悪質なプレーで怪我させたり、

先輩方に対して生意気な態度をとったり、

他にも様々な問題行動ばかりしてきました。

 

そんな私がこのような立場になることは、

きっと誰にも想像できなかったはずです。

 

では、なぜそんな私が副主将を務めさせて頂くことになったのかについて

話したいと思います。

 

いくつか理由があるのですが、

書ききれなさそうなので私の中でいちばん強い理由だけを述べさせてもらおうと思います。

それは、

「筑波大学蹴球部に恩返しがしたい」

という気持ちが強かったからです。

 

蹴球部では関東リーグ一部昇格、

インカレ日本一、

天皇杯での躍進、

関東リーグ優勝と、

とても素晴らしく、初めての経験をたくさんさせてもらいました。

 

しかし、私は自信を持ってこの経験すべてが最高でしたと言うことはできません。

 

なぜなら、私はこの決定戦のほとんどに出場していないからです。

 

 

私は今までのサッカー人生で

大事な試合に出れないという経験がありませんでした。

 

高校までずっと強豪チームでやらせてもらって、

言ってしまえば、スタメンで出るのが当たり前。

という感じでした。

 

要するに、これも初めての経験。

正直、チームが勝っても素直に喜べず、

かなり辛かったことを覚えています。

 

 

しかし、私にはこういった経験が必要だったのです。

挫折や悔しい経験が選手としても人としても強くするし、深みが出る。

 

そして、大事なことは自分が試合に出るか出ないかではなく、

自分自身が自分の理想に少しでも近づき、

常に良いコンディションでいること。

メンバーは監督が決めるもの。

そこを嘆いていても時間の無駄。

ということに気づくことができました。

 

また、その他にも試合やイベントの運営をしたり、

少年サッカーのコーチをやらせてもらったりと

サッカーに対して様々な視点から学ばせてもらっています。

 

私はこんなにたくさんの素晴らしい経験をさせてくれた蹴球部に

本当に感謝しています。

 

蹴球部に恩返しがしたい。

 

この気持ちだけは誰よりも強い自信があります。

 

恩返しをする方法として、

私自身がチームを引っ張ってより良い集団にすること。

そして、1つでも多くのタイトルをとることと考えました。

 

 

学年みんなで決めた結果、

私はみんなに生活面の指摘をたっぷりと受け、

副主将になることになりました。

 

私の変わっていく姿に一人でも多くの部員が刺激を受けて、

良い方向に行ってくれたらとても嬉しく思います。

 

 

大学サッカーもラストイヤー。

進路も決まる大切な年なので、

1日1日を大切にして

「覚悟」

を持って日々取り組んで行きたいと思います。

 

 

長くなりましたが、最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。

これからも蹴球部の応援をよろしくお願いします。

 

筑波大学蹴球部3年

2018年シーズン副主将 長澤皓祐(FC東京U-18出身)

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