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2017

#8 大学サッカーの素晴らしさ(中野誠也/4年)

今回ブログを担当する中野誠也です。

大したことは書けませんが、自分が現在思っていること、考えていることを素直に書かせていただきます。

読んでいただければ幸いです。

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”常勝”

 

筑波大学蹴球部は今シーズンのスローガンとしてこの二文字を掲げた。

それを達成するために3冠を目指していた。

 

3冠とは、以下の3つである。

 

  1. 夏に行われるトーナメント戦 ”総理大臣杯
  1. 年間を通して行われるリーグ戦 ”関東リーグ”
  1. 冬に行われるトーナメント戦 ”インカレ”

 

 

 

そのうちの1つ”総理大臣杯”が先日行われた。

 

結果は3位。

全国大会で3位。

結果だけ見れば、まずまずの結果なのかもしれない。

 

しかし優勝(常勝)を目標に掲げていた自分たちにとってこの結果には、悔しさしかなかった。

 

天皇杯で勝ち進んでいることもあり、筑波大学蹴球部は多くの方々に注目してもらえている。

こんな時期であるからこそ、結果で力を証明したかった。

だから、準決勝で敗退が決まった瞬間、悔しさが非常に大きかった。

 

だが、この結果は自分たちに力がなかった証拠である。

それに、試合内容も相手の方が上であった。

 

 

ただ、大会が終わって1週間後には、後期リーグが開幕、そしてすぐ天皇杯4回戦もある。

頭では分かっているが、なかなか次に向けて切り替えができていない自分がいた。

そんな自分が、ツイッターを見ていると、あるツイートに目が止まった。

 

総理大臣杯3位で終了。

全国3位って響きいいけどこの結果を悔しいと思えるチームにおれることが幸せ。

もっとできた部分があったから悔しさがある。選手に申し訳ない気持ち。

後期、天皇杯、インカレ。トップの選手じゃない俺が言うのもあれやけどマジで取りにいきたい。」

 

これは総理大臣杯に分析として帯同してくれた同期(4年)の鍵野洋希のツイートである。

 

鍵野はB1で主力であり、選手としても実力がある。

分析として帯同すれば、大会期間は練習もなかなかできない。

ましてや試合の後は、夜遅くまで分析をしなければならない。

よって、コンディションが崩れるのは間違いない。

 

そんな環境になるにも関わらず、分析担当として帯同してくれた。

その鍵野が自分たちと同じように悔しがり、このチームを誇りに思い、もっとできることがあったと言っている。

 

これを見た瞬間下を向いている自分、次に切り替えられていない自分が恥ずかしくなった。

 

他にも、筑波大学蹴球部の仲間には、試合のメンバーに入れなくても、毎試合のように頑張れ!と連絡をくれる仲間、応援のために大阪まで来てくれる仲間もいる。

強制でもないのに、時間をかけて、お金を払って、来てくれる仲間がいる。

 

これは本当にすごいことだと思う。

本当に自分たちの力になっている。

 

大学サッカーの素晴らしさは、こういうところだと感じている。

プレーだけを観たら、プロに比べたら、下手だし、賢くないし、フィジカルだって劣る。

他にも差はいくらでもある。

 

けれど、チームとして、トップチームで戦っている選手だけじゃなく、部員全員が1つになることが大学サッカーの素晴らしさだと思う。

それは、応援であり、運営であり、共に喜ぶ姿であり、共に悔しがる姿である。

 

プロとは違った大学サッカーの良さを1人でも多くの人に見てもらいたい。

 

以上が、大学サッカーを選んで、プロに進むことが決まった自分が大学4年目にして感じていることである。

 

 

これから後期リーグが始まり、天皇杯もある。

1試合1試合、全てにおいて最高の準備をして、臨むだけである。

 

1人でも多くの方に観てもらい、大学サッカーの素晴らしさ、筑波大学蹴球部のサッカーの素晴らしさを感じていただけたら、これほど嬉しいことはない。

 

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是非会場に足を運んでみてください。 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いします。

 

筑波大学蹴球部4年 TOP 中野誠也(4年/ジュビロ磐田U-18

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