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2018

#23 次なる挑戦(森下仁道/4年)

まずこの場をお借りして、先日他界されたギド・ガイスラー先生のご冥福をお祈り申し上げます。

どうもこんにちは。
アフリカンリーガーの森下仁道(4年)です。

本ブログはアフリカのザンビア共和国という国からお送りしております。

本ブログは、
1. 自己紹介
2. グローバルチーム
3. 今後の森下仁道
の三本立てでお送りいたします。


「筑波大学蹴球部内の活動」については他の部員たちが詳しく説明してくれているので、
今回は世の中のみなさんに「森下仁道」についてもっと知ってもらおうと思います。笑

本ブログを通して「筑波大学蹴球部にこんなやついるんだ~」と
なんとなくでも知っていただければ幸いです。



1. 自己紹介

僕は岡山県倉敷市出身ですが、
幼少期は父親の仕事でオランダに滞在していました。

高校は岡山県立倉敷青陵高校に進学し、
途中1年間休学してインドネシアにサッカー留学をしました。

現在は筑波大学社会・国際学群国際総合学類に所属し、
日々勉強とサッカーに打ち込んでいます。

ここまでの自己紹介をご覧になってお気づきの方もいると思いますが、
そうです、僕は帰国子女です。

英語、インドネシア語、岡山弁、標準語、スペイン語(勉強中)、ニャンジャ語(習得中)、オランダ語(思い出し中)
の7言語を操るマルチリンガルです。

この中でも岡山弁は習得するのに苦労しました。

小3の頃、オランダのインターナショナルスクールから岡山県の小学校に転校し、
先生から「はよしね!」(岡山弁で早くしなさい!の意味)と言われて
泣きながら家に帰ったのも今では良い思い出です。


6歳の森下。オランダのクラブチームで本格的にサッカーを始める。




2. グローバルチーム

僕は運の良いことに、いわゆる途上国から先進国まで、
様々な環境でサッカーをさせていただいています。

そこでいつも思うことは、

「世界は広い!」

ということです。

僕自身、「外の世界(環境)を知る」ことは
非常に意味のあることだと実感しています。

(それは「日本⊂世界」に留まらず、
「茨城県⊂関東地方」や「筑波大学蹴球部⊂筑波大学」などといった集合関係でも同様のことが言えると考えます。)


実際僕以外にも、アンケート調査をしたところ筑波大学蹴球部にも、

「将来、海外でサッカー選手や指導者として活躍したい!」

「語学力を伸ばしたい!」

「留学生ともっと関わりたい!」

と外にベクトルを向けたいと思っているアスリートが80%以上いました。(2017年5月時点)


そこで2017年5月、
筑波大学蹴球部員がよりグローバルに活動する機会を提供するための組織「グローバルチーム」(2018年2月にグローバル班から改名)を
部内に立ち上げました。

グローバルチームの活動としては、
留学生との英会話交流会やスポーツイベントの企画、
メンバー間による勉強会やレクチャーだけでなく、
海外で既に活躍されているOBの力をお借りしてグローバルなキャリアを構築するためのヒントをいただいています。

すでにメンバーの中からネットワークを拡げ、語学スキルを磨き、
「トレーナー留学、ホームステイ @アメリカ 」
「プロクラブのトライアウト @ドイツ 」
「プロサッカー選手 @オーストラリア、モンゴル」
を実現したものもいます。

現在はグローバルチームの次の活動の可能性を模索するために、
自ら海外の組織と交渉し、
エクスチェンジプログラムや国際貢献事業の立ち上げにも力を注いでいます。


2018年2月 グローバルチーム交流会@Incubation cafe Peach





3.今後の森下仁道



スポーツには人に感動や興奮を与える力があるだけでなく、
ツールとして利用することによって、
保健、教育、貧困やジェンダー格差などに関する糸口がなかなか見つからない社会問題の解決策の突破口になる可能性があると僕は考えています。

この分野は「IDS(International Development through Sports)」
または「SDP(Sports for Development and Peace)」と呼ばれ、
僕の現在の研究テーマでもあります。

僕は筑波大学国際総合学類の研究室で開発人類学を学びながら、
その中でのスポーツの可能性を体育専門学群でも研究させていただいています。

日本ではまだ学問分野としては浸透していませんが、
国際連合をはじめ、近年世界的に非常に注目を集めており、
実施されている地域としてはアフリカが開発対象として選ばれる数が
他の地域と比べて圧倒的に多いです。

その現場を自分の目で確かめるためにも、
僕は2018年10月から休学し、
ザンビア、タンザニア、ガーナで合計1年間活動しています。

アフリカのプロサッカーリーグで選手として挑戦すると同時に、
今まで大学で学んだIDS/SDPの理論に加え、
国際組織やNGOでのインターンを通して実践知も高めていきます。

現在はザンビアで複数のプレミアリーグ所属のクラブの練習参加をさせていただきながら
入団するチームを検討している段階です。

また、恵まれない家庭の子どもたちをサッカーを通して支援する
NGOでのインターン活動も同時並行で行っています。

(ホースステイ先では2週間蛇口から水が出なかったり、シャワーがなかったり、
鶏をさばくなどといったなかなか刺激的な生活を日々送っています。笑)

更に大変有り難いことに官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の第9期生として採用していただき、
多くの企業の皆さまやスタッフの方々にご支援いただいております。


卒業後はアフリカだけでなく全大陸でサッカーを通して多種多様な人々と繋がり、
新しいものを生み続けることが僕の夢であり目標です。


※随時アフリカでの生活を情報発信しております。
Instagram、Twitter → 「森下仁道物語」 @storyofjindo

↓Twitterは以下のリンクよりご覧いただけます↓
https://twitter.com/storyofjindo

大変恐縮ですが是非ともフォローお願いしますm(__)m


2018年10月 地元の子供たちとルサカにて



最後に筑波大学蹴球部を、森下仁道を、支えてくださっている皆さま。

本当にありがとうございます。

今後も引き続きアツい応援のほど、よろしくお願い申し上げます。




筑波大学蹴球部
社会・国際学群国際総合学群4年
森下仁道


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