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2025

#225「大学サッカーを牽引する」(柏木智貴/新4年・主務)

日頃より筑波大学蹴球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。
今シーズン、筑波大学蹴球部の主務を務めます新4年の柏木智貴です。私が何者かは1年前に書かせていただいた部員ブログを読んでいただければ何となく分かっていただけると思います。
感情を表現するのが下手な自分ですが、今回の部員ブログでは今シーズンの筑波大学蹴球部にかける自分の想いをありのままに綴らせていただこうと思います。


「大学サッカーを牽引する」


遡ること10年前。
筑波大学蹴球部が戦後初めて関東大学サッカーリーグ2部を戦った年。この言葉は当時主将を務めていた早川史哉さんが1部昇格を決めた試合後に残したものである。蹴球部はこれまでずっとこの言葉を大切に掲げてきた。

そして、今シーズンもまた、我々はこの言葉を使命として掲げた。

決して、ただ踏襲したわけではない。むしろ、「大学サッカーを牽引する」ということについて嫌というほど考えた。

昨年末に2025シーズンに向けて行った新4年生でのミーティングや学年関係なく集まった有志メンバーでのミーティングにおいても、「大学サッカーを牽引する」ことに対する考え方や意見は人の数だけ違った。しかし、妥協せずに議論を重ね思考を巡らせた結果たどり着いたことがある。

それは、

「大学サッカーを牽引する」とは視覚化して評価できるものではない。それを追い求め試行錯誤する過程で進化し続けていくことに意味がある。

ということである。

「大学サッカーを牽引する」とはいつ何時でも変わらぬ我々の使命である。しかし、その使命を果たすために求められる要素はその時々によって異なる。使命を果たすために「今」求められることを考え、それを信じて行動し続けることでこの組織は成長していくのだろうし、きっと今までもそうやって進化してきた。


この気づきを踏まえて、使命のもとに4つの活動指針を定めた。

「勝ちにこだわる」
「発信する」
「巻き込む」
「凡事徹底する」

これらはこれまでの筑波大学蹴球部を振り返り、これからの蹴球部を想像して、「今」の我々が考えた、「大学サッカーを牽引するためにはどうすればよいか?」という問いに対する仮説のようなものである。

答え合わせは2025シーズンが終わった時。
部員一人一人の心の中に芽生えた感情がこの問いの答え合わせになるだろう。

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関東リーグ開幕まであと1日。

改めて、部員のみんなに問いたい。


大学サッカーを牽引するためにはどうすればよいか?


私は、この問いに部員一人一人がどれだけ本気で向き合えるかが今年の蹴球部の行方を決めると思っている。

先輩たちが残してきた後悔と同じものを経験しないために。そして、これまで大学サッカーを牽引するために足りていなかった「なにか」を今シーズンこそ掴み取るために。


「大学サッカーを牽引する」


筑波大学蹴球部に集いし仲間たちと一つの使命を掲げた。これから共に多くの時間、空間、感情を共有してゆく。時にはぶつかり合うこともあるだろう。ただ、どれもこれもこの使命のもとに起こるからこそ意味のあるものになってゆく。

最高の仲間とともに、身体だけでなく頭にも汗をかき、これでもかというくらい熱苦しいシーズンにしよう!

そして、最後は笑って終わりましょう。

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最後になりますが、日頃より蹴球部を応援していただいている皆さまとも、多くの感情を共有していきたいと思っております。皆さまの想いに応えていけるように部員一同精進してまいりますので、今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。




2025シーズン、筑波大学蹴球部は大学サッカーを牽引します。




筑波大学蹴球部

体育専門学群 新4年

2025シーズン主務 柏木智貴


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