#52 筑波に(栗原秀輔/1年)



皆さんこんにちは。
最近ではすっかり赤と緑が踊り、慌ただしい街に誰もが色めき立つ今日この頃ですね。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。


僕は今この地での生活が楽しくて仕方ありません。 筑波に来て良かったと切に感じながら、密度の濃い毎日を送らせていただいています。

しかし昨年の今頃僕は未だ経験したことのない日々を送っていました。
テストステロン万歳と言わんばかりに筋トレに励みパンプアップするでも、大きな怪我をして入院生活をするでもなくです。
もちろんクリスマスムードに浮かれるわけでもなく、、、
もちろんってそれもなんだかおかしな話ですけどね。Σ(*゚ェ゚*)


いったいどのような生活を送っていたのか。



「正解はCMの後で」



ではなくちゃんと話します。今から篤くお話させていだだこうと思っていますので、お時間が許す方はしばしお付き合い下さい。


そして、来たるセンター試験に向け、阿鼻叫喚を極めている受験生の方々。 僕の体験などこれっぽっちも身にならないかも知れませんが、休憩の一間にでも、この文章に目を通していただけたら幸いです。 え


え、「まずお前誰だよ」そんな声が聞こえてきておりますので、昨年の話をする前に、僕の素性について少しだけお話しさせていただきます。


ここまで挨拶が遅くなり大変申し訳ありません。
体育専門学群1年の栗原秀輔と申します。
誕生日は2000年4月24日(ミレニアムベイビー)で、出身は東京(シティボーイ)です。

好きな食べ物は母の作るおしるこで、 嫌いな食べ物はほぼないですが、強いてあげるならステーキの隣によく居る、油でひたひたになったあのあま〜い人参です。
性格は基本的に真面目で人見知りです。 ただ、おちゃらけた一面も多分にありますので、この文章はあまり硬くなりすぎず、詠み進めていきたいと思っております。
サッカーは小学生の頃府中新町FCというクラブで始め、以降、横浜F・マリノスの下部組織に所属していました。
横浜F・マリノスユースには、僕にとって高校最後の公式戦となった11月28日のJユースカップ決勝を1つの区切りとし、そこまで大変お世話になりました。  その後はこれまで通りのグラウンドではなく、机という見慣れぬ景色に向き合った末、今ここ筑波大学蹴球部に在籍させていだだいていいます。

少しと言った矢先、無駄に長くつまらないのでここらで自己紹介は終えますが、もし僕の人となりについてもっと知りたいという方がいらっしゃれば、ご連絡頂けると幸いです。



そんな僕が籍を置く筑波大学ですが、入学方法としては推薦入試、AC入試、そして一般入試が設けられています。
筑波大学は国立であるため、有名私立大学のように優れた選手をたくさん呼び集めることは難しいです。

現に蹴球部では、推薦入試で入学した選手は168人いる全部員の1割ほどで、残すほとんどが一般入試から入学しています(少数ですがAC入試での入学者もいます)。



おっと、また申し遅れてしまいました。
当の僕はと言えばAC入試と一般入試を受験し、一般入試で入学しています。
はい。お気付きになりましたね。言わないでください。AC入試は不合格だったようです。
ここでは長くなるため、そして今でも思い出すたび悔やまれるため、AC入試のことについては割愛させていただきます。



そんなこんなで一般入試で入学した僕ですが、他の部活の友人から、「お前は推薦入試で入学したと思っていた」と言われることがよくあります。
推薦入試で入るぐらい競技の実力があるからという意味で友人は伝えてくれるようですが、僕は嬉しさも覚えつつ、なんとも言えない複雑な気持ちになります。

なぜかって、そりゃあの参考書ばかりが積まれた机を思い出すからです。




そうです。昨年末、僕は必死に受験勉強をしていました。本当に、必死に。




某大手進学塾に「あと2カ月でセンター試験を8割取りたいです。」なんてアポ無しで押しかけたのが昨日のように思い出されます。

そして「2ヶ月でなんて受験を舐めるな。他の生徒に迷惑だ。」と門前払いをされるのですが、、


サッカーボールと少しのさよならをした翌日の11月29日から、結果発表に涙した3月8日まで、本当に長く、冷たく、そして苦しい2ヶ月半でした。



すみません。数々の傑作を残してきた威厳ある部員ブログが、1人の受験苦しみ発表会と化していること、今気づきました。謹んでお詫び申し上げます。

ただし、苦しかったということを伝えたい訳では断じてないです。
1日15時間勉強したとか、政治経済を2週間で0からどうにか頭に詰め込んだとか、そんなことじゃありません。




僕が伝えたいのは、ひたすらに、ただひたすらに、


“筑波に行きたい”


と毎日思い、孤独を感じる寒さと、悪魔のように分厚い参考書と、戦ってきたということです。





筑波にはエネルギーがあります。



部員は皆、自分のやりたいことと蹴球部の為になることの2つを上手く両立して実践しています。


・医学部でありながらサッカーに本気で取り組んでいる人、

・理想と現実のギャップに葛藤しつつも、少しでもホンモノに近づくため全力で走り抜く人、

・蹴球部らしい洗練されたデザインを描き、見る人の心を惹きつける人

・テンションが上がるどころかモチベーションがブチ上がるほどのクオリティの動画を作りあげる人

・高い人間性と巧みな話術で蹴球部の魅力を伝えスポンサー様と契約を締結してくる人

・他のクラブからお金をもらってお願いされるようなレベルでスカウティングやアナライズ、データ分析を行う人

・大学トップレベルのプレーで観客を魅了する人、




どれも誰か人に言われて始めたことじゃありません。主体的に一人一人が自ら始めたことばかりです。尊い。
この功績は素晴らしく、本当に尊いなと感じます。



蹴球部だけじゃありません。
他の部や学群の生徒もそうです。


皆がやりたいことに、なりたい自分に突き進んでいます。
これをより感じられるのは、この街一帯でほとんどの学生が生活しているからなのでしょう。
この密接して充実した環境は、昨年の冬思い描いた以上のものでした。



もう刺激で一杯の毎日です。
冒頭でも言いましたが、楽しくて仕方ありません。

「来て良かった。”筑波に”。」

本当にそう思います。
1年目ですらこれなのですから、僕の筑波愛と言ったらもうこの先思いやられますね。



この刺激的な毎日の中で、周りの筑波大生に負けぬよう、僕もなりたい自分に歩みを進めて行けたらと思っています。




少し話がオーバーラップしすぎて収集がつかなくなってきてしまいました。
まるでアンフィールドの赤い両サイドバックのようです。はい。
赤!サンタクロースってことですね。
はい。違います。
はい。。





最後に、今受験という暗くて先の見えない戦いの中、筑波大学を志望してくださっている皆さんへ


ー皆さんの “筑波に” という灯火を決して消さずに、最後まで戦い続けてください。 併せて、皆さんのなりたい自分への道がここ筑波で拓かれることを願っています。

筑波の冬は温かいです。ー






長く拙い文章にお時間を割いていただき大変恐縮です。
初めて部員ブログを書くということで、何も核心を突くようなことは言えない僕が何を書こうか迷いましたが、ちょうど受験のことを思い出したので書かせていただきました。 たかが1年先に合格しただけの僕が、このような内容を書いていること、大変失礼と存じますが、応援している気持ちだけでも伝わっていれば嬉しいです。
また、多くの蛇足にもご容赦頂ければ幸いです。 末筆ではありますが、これからも筑波大学蹴球部のご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
そして、これからの筑波大学蹴球部を担うであろう受験生の皆さんを応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。



筑波大学蹴球部1年
体育専門学群 
栗原秀輔