#46 サッカーを続けて得られたもの (山本洸/4年)


実は二度目のブログ登場になります。体育専門学群4年の山本洸です。  


同期の小山君が人工芝のグラウンドに土足で侵入してフレッシュマンスタッフに怒られてから3年と半年以上が経ちました。あっという間の3年半だったなぁと感じてる今日この頃です。


さて今回のブログですが自分のこのあっという間の3年間について書きたいと思います。


フレッシュマン期間を終えた自分は運よくB2チームに配属されました。
しかし確か1試合も試合に出ることなくB3チームに落とされました。
その後、ケガをしたり色々あり、B3チームでもほとんど試合に出ることなく1年目のシーズンを終えました。  


2年生になり、低学年の出場機会を増やすために1・2年生で構成されたB2チームのキャプテンになりました。シーズン序盤の数試合出た後、1年生が合流してきてあっという間にポジションを奪われ、後期はほとんど試合に出ていません。  


3年生もB2チームに配属されましたが、試合に出て活躍した記憶がほとんどありません。
ほとんどメンバー外です。ベンチメンバーに選ばれても90分間ウォーミングアップだけして試合を終えるということもよくありました。  


こうして3年間ほぼ公式戦に出ることもなく3年目のシーズンを終える寸前で、あることを思いました。


「あれ、俺大学来てサッカーでチームに貢献したこと一回もないな。これサッカーやってる意味あるのかな?」  


もともと自分にはプロになれるような才能がないことは分かっていました。

高校時代、サッカーの監督になりたいと志して、この大学に入ることを夢見て、浪人までして入った筑波大学、最後の年はサッカーの指導者になるために選手をやめて学生コーチとしてチームに貢献したい。
そのほうが自分の将来のためにもいいんじゃないか、4年目のシーズンを迎える直前にそんなことを考えたりもしました。  

自分と同じ学年の仲間にはシーズンを終えて、選手に一区切りをつけて自分のやりたいことをやるという人も何人かいました。



「選手をやめてコーチとしてチームに関わる」

このことを当時の院生スタッフの方たちに相談した時、

「絶対(選手を)やめないほうがいい、選手のうちにしか分からないことが絶対ある」

と言われました。


3年間やってきて何も得られなかったのに今更何を得られるというのか?


当時はそう思いました。
それでもスタッフの方々の言葉を信じて最後のシーズンを選手としてスタートしました。


前期は開幕戦をスタメンで迎えられましたが、その後すぐに教育実習があり、しばらくメンバー外、そして迎えた前期最終節、相手は格上の日本体育大学、開幕戦以来のスタメンでした。

「何が何でもこのチームに貢献する。」  

1勝5敗1引き分けでこの迎えた試合、B2チームは3-1で格上の日本体育大学に勝利しました。    


自分はこの試合、大学での公式戦初ゴールを決めました。  
大学時代はもちろん、高校時代も公式戦には一回も出たことがない自分にとって公式戦での得点は中学生以来でした。  

今でも鮮明に覚えていますが、得点した時、体が震えるという感覚に襲われました。
この瞬間のためにサッカーを続けてきたんだと思いました。 ほかの皆には、たかがリーグ戦のこぼれ球の1点だと思われるかもしれませんが、自分にとっては長い暗闇を抜け出すための1点でした。 これまでチームに全く貢献したことのない自分にとって初めてチームに貢献できたという実感を持つことができた1点でした。  

あのときサッカーをやめなくて本当に良かった。
そう思いました。    


今サッカーをしていて苦しい時期を過ごしている人もいつか報われるということを信じて全力で努力し続けてほしいと思います。ほかの人より時間がかかることもあるかもしれませんがきっといつか報われると思います。
その日を信じて頑張り続けてください。  



残すところ、僕の選手としてのサッカー人生も残り1試合になりました。最後の試合をこのチームのメンバー、スタッフの方々と迎えられて本当に良かったと思っています。

最後の最後、B2チームが応援してくれるすべての人の『心を動かす存在』になれるように全力で戦います。

ぜひ見に来てください。

拙い文章で申し訳ありません。
最後まで読んでくれてありがとうございました。



筑波大学蹴球部4年
体育専門学群
山本洸



▽B2チーム最終戦
インディペンデンスリーグ2部Aブロック 最終戦
vs東京国際大学U-22D
11月17日(日)17:30kickoff
@筑波大学第一サッカー場